骨盤のズレと体幹について | 2017/02/23

四日市では先日は再び雪が舞う寒い日となりました。春の嵐という言葉も天気予報では聞きますが早く暖かくなって欲しいですね。

 

今回は骨盤がズレることによって体幹のバランスが崩れるというお話です。

 

骨盤は出産によってズレること以外にも誰にでも起こります。例えば、同じ方の脚をよく組む人。椅子ではなく地べた生活で横坐りが多い方など日常の生活習慣が原因で起こる骨盤のズレがあります。

 

骨盤のズレによって直接腰や股膝関節が痛くなることは、もちろん二次的に発生する体幹バランスの崩れによる痛み、呼吸量減少、便秘などにも着目しなければいけません。

 

骨盤のズレによって体幹の筋肉バランスが崩れるのです。簡単に言うと固くなる部位が生まれ身体の可動域が減少し、それに伴い筋出力の低下が起こるのです。

例えば、右骨盤PI変位を起こすと右下肢は短くなります。そうすると体として右側屈と右回旋が起こります。

そうすると右並進バランステストで骨盤PI変位を取った後でも骨盤だけのアプローチだけでは筋のアンバランスが残存しているため2次的な変位をとる筋への施術も必要なのです。

身体全体を見ることは骨盤矯正と言っても重要で骨盤だけの施術をすることはないです。足首、股関節骨盤、胸腰椎、頸椎、筋バランス。基本的には解剖学的位置に戻すことで良化していきます。

身体をしっかり評価してどうなってるのかお伝えできます。「ゆがんでないか見てほしいという方がほとんどです」一度見せてもらえればお役に立てると思います。よろしくお願いいたします。

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骨盤って動くの? | 2017/02/15

昨日はバレンタインデーでしたが女子従業員からの義理チョコもなく寒い日でしたが、昨日は火曜日で運動の日と決めている日で、寒い中ランニングで自分で暖かくなっていました。最近のプロテインはとてもおいしくて運動の後に「ググッ」と飲むのが密かな楽しみになっています。

 

さて、今回骨盤矯正についてのお話です。私は月に1回カンステッドという勉強に参加しています。2月の内容は主にトムソンベッドという治療テクニックでした。当院にもトムソンベッドは導入していて、既に使って治療していますが、すごい先生が京都におられてその先生に教わりに行っています。

 

治療には骨盤だけではなく体全体の解剖的把握は必須で、学校や病院勤務時代、現在も体表解剖研究会などで勉強はしているものの解らないことだらけです。

 

1つはリスティングといって、骨がどっちにズレているのかを触って見つけることが難しいのです。しかし、それがすごく大事なことで、それを正確に見つけることができれば、治療効果は格段に良くなるところなのです。

 

私は最重要課題として日々治療に向き合うようにしています。

 

冒頭でテーマを上げましたが骨盤は動くのかということですが、動きます。先ほどのリスティングで痛い人やしびれがある人などはズレが触って解ります。解りにくいことは私の場合よくありますが左右を見て差があるな、右が動かないななど治療の突破口を探ります。

 

典型的なズレ方の方向があって多いのは右骨盤PI、右骨盤ネガティブ、仙骨P-R、P-Lなど暗号のような言葉が並んでいますがお医者さんの処方箋にたいなものですね。このリスティングが正確に解ればあとは、正しい方向に治療操作すれば良いですから。

何かあればご相談ください。HPより、メール相談が出来ますので是非ご利用ください。

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産後骨盤矯正って? | 2017/02/08

昨日は、雪はちらつく、お寒い日となりました。おまけに風が強く当院ののぼり旗もクシャクシャになり退却させることになりました。この風は何なんだろと思い調べると

 

春一番か 東風(こち)のどちらかということはわかりました。でもこの2つのどっちなのかはいまだ不明で、風は間違いなく北から吹いていました。春一番の場合、南風らしいので違うし、東風は、東の風とは限らないらしいですが春風とも言うそうで暖かいとのこと。昨日の風はめっちゃ寒かったですから。どっちでもなかったのか。どっちかだったのか。不明です。

 

今回は産後の骨盤矯正についてです。

出産時、平たく言うと骨盤を緩めて開けるホルモンが出て赤ちゃんが通るための産道が広がります。その時、仙骨と腸骨の後部そして恥骨結合という前部である骨盤の関節が大きく動きます。

 

産後は、その緩く開いた状態から徐々に、ホルモンの作用が弱くなり

骨盤は元の状態に戻ろうとします。イメージとしては正確に元通りに戻っていけば矯正は必要ないですが、左右の骨盤でズレていることが多いです。見させていただいた方でズレていなかった人は帝王切開の方がほとんどで、不思議なことに帝王切開の方でもズレがある方も多いんです。

 

これも不思議なことですが、右の骨盤がズレている方が圧倒的に多いです。きちんとした統計ではありませんが、割合で行くとズレている方のうち10人に1人だけが左骨盤ぐらいの比率です。産科の医師に聞けば、すぐ解決するような当たり前のことなのかもしれませんが、なぜなのかは解っていません。

 

私としては骨盤のズレを元の解剖学的位置に修正することに関しては、容易で結果として痛みは、ほとんど4.5回の通院で感じなくなったというかたがほとんどです。

 

私がする説明は、痛みをとるのは5回以内ですよ。その後の産後の体型崩れのアプローチはもう5回ですよと言っています。個人差はありますがだいたいの目安になればと思っています。

 

私の思いとしては、改善可能ですが体型崩れは難しいところもあります。しかし、産後の痛みに関しては、ほぼ取れるし安心して来院してくださいと思います。

痛みは思ったより早く取れると思ってください。ぜひ一度受けてみてください。痛くもありませんし楽しくもあると思います。

 

そういえば最近ベビーベットも導入したんです。ベビーカー無でも来院できます。

まずは当院の産後骨盤矯正ホームページhttp://t-naka.jp/matanity/

から今までに受けられた方の感想などご覧になっていただきお電話下さればうれしく思います。よろしくお願いします。

四日市 肩の痛みでお困りの方 | 2017/02/01

早いもので正月だと思っていたのも束の間で、2月に入りました。2月4日には暦の上では春の到来である春分です。早く暖かくなって欲しいですね。

 

さて今回は肩について書きます。当院でも肩の痛みで通院されている患者様は多く何とか痛みを和らげ肩が楽に上げることができるように治療させていただいています。

 

先日、大阪の肩治療スキルアップの研究会に参加しました。今来てくださっている方を何とかして良くしたいと思いながら、ちょっとでも何か良くなりそうなヒントがないか飢えたオオカミのように講師の先生の話や実技指導に食らいつきました。

 

知っていることも多かったのですが、あらためて再発見して「はっと」思うことがあり後日さっそく、治療に取り込んでいきました。

 

まず

 

●上腕骨頭の位置、求心性が正常かどうか。ゴルフのティーにゴルフボールがのっているのに肩関節は近いと言われています。ティーからボールがズレているような状態が人間の肩には、多々起こっています。例えば、デスクワークが多い人では肩が前に出ル傾向があります。よく言う肩が前に巻く状態です。そうなるとゴルフのボール部である人間の上腕骨頭はまず前方に変位し、前方に変位したのち上方にさらに変位するような構造になっているので結果的に肩が前上方に位置していまいます。

 

その求心性のない肩の動作が繰り返されれば肩の炎症による痛み、関節の中で軟部組織が挟み込まれるインピンジメント症候群による痛み、可動域制限などが引き起こされてしまいます。

 

まず肩が挙がらないからといっていきなり肩をそのままの状態で挙げるようなことはせず、骨頭の求心性を正常にする治療の重要性について再認識しました。

 

このことを意識して治療すると今までになく痛みや可動域改善の反応がアップしました。治療的には多くの要素テクニックを駆使しおこないます。

 

筋を正確に触診することは非常に治療にとって重要で、その点において体表解剖研究会という勉強会に参加していますが、その基礎の重要性もこの肩の勉強会に出て思いました。

今、思うのは肩が痛い人一度、私に肩を見せてくださいと思います。特に痛いけど電気とマッサージだけという方。日頃からセラピストに肩のリハビリをやってもらっている方でどうしても、もうひとつという方も一度ご相談下さい。四日市で肩の痛みでお困りの方はどうぞ。

059-353-0881 t-naka.jp  お問合せフォームからでもOKです。

 

 

産後尿漏れは産後骨盤矯正で根本改善を | 2016/05/26

先日は、各地で30℃を超える暑さとなり四日市でも真夏のような1日でしたが、昨日今日になって天気は曇りがちで、風も伴って肌寒さを感じるような日だったように思います。

 

産後の骨盤について、股関節がカクカクしたり、骨盤がグラグラするような症状を訴えて当院に来院される方は多いです。そんな様々な症状が起こりやすい骨盤症状の中でも尿漏れは非常に多いです。

 

そんな尿漏れの原因の多くは、骨盤のズレにあります。出産時骨盤は仙骨腸骨という骨の関節の隙間が開き、産道が赤ちゃんが通れるように広がります。出産後、徐々に閉じていきますがズレが生じていると、うまくかみ合わず痛みや違和感となります。

 

骨盤のズレが残存すると骨盤を支えている骨盤底筋群というインナーマッスルが低下した状態が続き、蛇口の閉まっていない水道のようにジャジャ漏れになることもあります。

 

尿漏れを治すために骨盤底筋群の筋トレは有効です。しかし、骨盤のズレが残ったまま筋トレを進めてしまうと、ズレが残ったまま悪い位置に固めてしまうことになり、良くなったけど、まだ少し漏れるという症状を引き起こす可能性があります。

 

産後尿漏れのまず第一には骨盤矯正を推奨します。そして、正しく矯正した骨盤を良い位置に保つために骨盤底筋群の筋トレをセットで行うことが有効と考えています。

 

当院の産後骨盤矯正と骨盤底筋のエクササイズで尿漏れをシャットアウトです。

 

公式ホームページはここをクリック→ http://t-naka.jp/matanity/

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四日市たなか接骨院

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