四日市 30歳 産後骨盤矯正 足のむくみ 1症例 | 2017/04/26

4月26日㈬ 今日は雨の日となりましたがゴールデンウイークも近づき気温は徐々に暖かくなってきましたね。

 

さて今日は昨日の産後骨盤矯正の方の症例です。難産で母子ともに危ない状態になったという患者様です。産後の症状としては足のむくみ、だるさ、仙骨痛、あお向け寝の痛み、横向き寝の痛み、右股関節痛など。

 

第一印象としては、手ごわいなということ。だた基本は解剖学的位置に骨盤や椎骨を戻すこと。

患者様は痛みが気になるかもしれませんが、痛いところをマッサージして良くなるということはありません。

 

骨盤や椎骨を評価し左右差や捻れを整えることで、結果的に痛みが良化してくるわけです。

 

今回の方は右の骨盤がPI変位(posterior、inferior 後下方変位)を起こし、右短下肢になっていましたので、そこにアプローチしました。結果、仙骨の痛みと、右股関節痛は消失しました。

脚のむくみは、もう少し長いスパンでの観察が必要と説明。骨盤の歪みによる血流障害である下肢静脈還流の良化を経過観察しアプローチを続けていく計画としました。

 

今回の患者様は、オーソドックスにはいかない患者様ではあります。しかし、基本は骨盤のズレ、椎骨のズレを正常な位置に戻すことです。全部が全部良化するとはいけませんが、産後初めて出た痛みであるなら、何とかなると思っています。

 

産後の痛みで悩まれている方は、一度ご相談ください。ホームページからのメール相談が手軽ですのでご利用ください。

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30代の産後に膝痛が出た骨盤矯正 | 2017/04/12

4月12日㈬、桜の花びら散らしの少し風がきつく吹く日となりました。

 

さて今回は昨日産後骨盤矯正に訪れた膝痛の方についてです。その方は産後2か月半で、産後より膝痛が出現した方です。よくある症状である腰痛、股関節痛、恥骨痛、仙骨痛、尿漏れなどはありませんでした。

その方は自覚症状として、骨盤が通常の状態でない。ズレていると思うから見てほしいとかなり確信的ないつもとは違う異変を感じ取っていました。

確かに骨盤の歪みを評価すると右骨盤のPI変位があり、そのため右下肢が短い状態になっていました。PI変位とはposterior後方に腸骨という骨盤の骨がズレている状態。

同時にinferior下方にもズレている状態です。この後方下方変位を膝痛の施術として修正し短下肢を修正することで症状が良化すると推測しました。

施術後、チェックすると骨盤のみのアプローチで膝を全く触らず膝痛が消失しました。歩いても曲げても痛くなくなりました。

ただ、1回の施術では骨盤は定着しておらず、再度ズレます。数回の施術を繰り返し、また骨盤の簡単なエクササイズを併用していくことで安定してきます。定着し安定することで根本的に良化したと言えます。

 

今回私が一番お伝えしたいことは、自分の身体の異変、シグナルを何か感じておられるということ。骨盤がズレていれば腰痛や股関節など今まで無かった痛みや違和感が捻ったとか何の覚えもなく出現します。

 

ポイントは気になったら、精査することだとおもいます。精査とはレントゲンを撮ったりすることもそうですが、交通事故などの高エネルギー外傷などが無ければほとんど骨に異常は無しとなります。

ですので特に産後の方には、骨盤のズレがどうか少しでもおかしいなと思ったらチェックを受けて欲しいと思います。

始めはドキドキすると思いますからメール相談が良いと思います。下記のURLからメール相談が出来ますので遠慮なくどうぞ。

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30代の骨盤矯正 | 2017/04/05

4月に入りだいぶ暖かくなってきましたね。四日市の桜は3分~5分咲きといったところでしょうか。

 

さて今回は骨盤矯正に通院されているある方についてです。その方のきっかけはお子様2人で2人目の出産後から腰痛、仙骨痛、坐骨神経痛が続いているという方。

 

初めてはメールでの相談でした。ずっと痛くて我慢していたところインターネットで当院ホームページを見つけ、メール相談というバナーがありそこから気軽に相談でき行ってみようという気になったと聞きました。

 

見たところ右の骨盤がPI変位というズレを起こしていました。PI変位になると右脚が短くなります。つまり、その状態で固まっていると脚の長さが違うわけですから足首、膝、股関節、腰など痛くなってもおかしくないですね。

 

おかしいな。何もしていないのに。となります。レントゲンを撮っても異常なしですね。レントゲンで異常なくても見方の違いで正常ではないとなるんです。

 

2回目の通院終了で腰痛、仙骨痛は良化し、右坐骨神経の影響によるだるさの残存のみにまで良化しています。

 

あと1回か2回で痛みに関してはメドをつけれると思っており、産後体型崩れに対してのボディメイクに入っていきたいと考えています。

 

今思っていることは、痛みで悩んでいるのであれば、電話では緊張もするでしょうから、まずメールで相談をしていただければ良いかなと思います。

 

メールで情報をいただければ、大体の施術イメージがわかりますのでまずはメール相談から利用ください。

メールはこちらへ

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骨盤のズレ方と可動域制限について | 2017/03/29

今日は3月29日水曜日。だいぶ暖かくなって週末にはこの地方の桜も開花するのではないかと思います。

 

さて今回は骨盤のズレ方についてです。骨盤の評価にはいくつものポイントがありますが、身体を前屈したり、後屈したりするときまず問題になるポイントがあります。

それは骨盤の腸骨と呼ばれる骨が後ろに出る状態いわゆるP(posterior)するということ。

まず私もそうですがPを評価します。左右の検査でもし右の骨盤にPがあれば、p側の脚を挙げた時に痛みを感じたり、挙がりにくかったり体が後ろへ持ってかれたりします。

つまり、骨盤にある関節がPしていることによってロックがかかった状態であり、そのPを治療することだけで痛みが全く無くなったり可動域が問題なくなったりするのです。

Pは基本でありPしなければ他への方向のズレは起こらない構造になっているので純粋なPなのかI(inferior)やEX、INという要素も併発しているのか見極める目が重要であって、治療はその次といって良いですね。

 

私が大事にしていることは治療で実際触ることよりも、どんな風に悪いのか。なぜ痛みや違和感、可動域制限が出ているのか考えて正解を導き出すことに尽きます。

 

ですので触っている時間っていうのは案外短いです。いかに最小限の操作で最大限の効果を出せるかをいつも意識して治療にあたっています。

 

何か問題がある方、相談がある方は、ホームページのメール相談を利用ください。よろしくお願いします。

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産後骨盤の傾きについて | 2017/03/22

3月22日㈬今日はWBC侍ジャパンの試合があり惜しくも敗退でした。残念でしたが日本の野球のレベルはワールドクラスなのだと感じ誇りだと思いました。

 

さて今回は骨盤について、その傾きについてお話しします。骨盤は正常では5度ほどの傾きがあります。しかし妊婦になるとお腹が大きくなりその影響で骨盤は前傾といって前に大きく傾く傾向があります。その癖が出産後も残存したままになっていることが多くそれが悪影響を与えます。

 

まず骨盤の前傾しすぎは腰椎を過伸展、反腰にします。反り腰になると特に坐骨神経が圧迫方向に導かれるため腰痛だけではなくお尻や太ももなど広い範囲に痛みやしびれ重だるさなどの症状を出します。

 

さらに骨盤前傾は間接的に膝痛の原因にもなります。骨盤が前傾すると大腿骨という脚の骨が内旋といって内側に回転してしまいます。そうするとO脚方向に脚全体がシフトし結果的に膝特に内側の痛みが出やすくなります。

 

また過前傾は前屈がしづらくなるので前かがみになることが多い日常生活動作がつらくなりやすいでしょう。

 

見た目に関しても骨盤の前傾はいわゆる「でっちり」「でっぱら」ということになっているため細くてもお腹が出ていたり、お尻が出ている方がいるのはこれです。

 

さらに骨盤前傾は猫背、ストレートネック、頭部前方変位を伴っていることが多いため修正するポイントとして最初に取り組んでいく項目になります。

 

痛みや違和感がある場合は、身体のバランスがどうなっているのかは重要です。日常生活の癖、脚を組む、長時間のパソコン、スマホ、車の運転や毎日の寝方など沢山のズレる要素の中で生活しています。ズレが無い方の方が珍しいと言っても過言ではないと思います。

 

身体がどんな状態になっているのかお示しいたします。是非一度チェックに来て頂ければと思います。

 

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